染谷将太がニューヨーク・アジア映画祭でライジング・スター賞を受賞!
映画『さよなら歌舞伎町』で前田敦子と倦怠(けんたい)期の同居カップルを演じた俳優の染谷将太が、現地時間6月26日からニューヨークで開催される第14回ニューヨーク・アジア映画祭で、これからの活躍を期待する若手俳優に贈られるライジング・スター賞を受賞することがわかった。
同映画祭はリンカーン・センター映画協会と Subway Cinema が主催する北米有数のアジア映画祭で、昨年のライジング・スター賞には『私の男』の二階堂ふみが輝いており、2年連続で日本人俳優が受賞することとなった。それ以前には『ミロクローゼ』の山田孝之(第10回・2011年)と『モテキ』の長澤まさみ(第11回・2012年)が獲得している。染谷は廣木隆一監督と共に『さよなら歌舞伎町』のニューヨークプレミアに出席し、7月4日の授賞式にも参加する予定。
本作は新宿・歌舞伎町のラブホテルを舞台に、身も心もむき出しになった男女5組の人生が複雑に絡み合う群像劇。染谷は一流ホテルへの就職に失敗しラブホテルの店長として働く青年・徹にふんし、その恋人でミュージシャンを夢見る沙耶を前田が演じている。
そのほか映画祭では昨年亡くなった日本の名優、高倉健さんと菅原文太さんにささげるトリビュート上映企画も予定。また生涯功労賞が映画『ツイン・ドラゴン』『友は風の彼方に』のリンゴ・ラムに贈られ、さらに映画『ディバージェンス -運命の交差点-』などの香港を代表するアーロン・クォックにスター・アジア賞が授与される。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・井本早紀)
映画『さよなら歌舞伎町』は全国公開中
第14回ニューヨーク・アジア映画祭は6月26日~7月11日まで開催