マーベル新作『ドクター・ストレンジ』の師匠役にティルダ・スウィントン交渉中!
マーベル・スタジオが手掛けるベネディクト・カンバーバッチ主演の新作『ドクター・ストレンジ(原題) / Doctor Strange』で、チベットの魔術師エンシェント・ワン役に『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』などのティルダ・スウィントンが出演交渉中であると The Hollywood Reporter が報じた。
天才外科医であったが交通事故に遭い、医学の道を閉ざされてしまったドクター・ストレンジは、突然変異などではなく自ら魔術を習得して悪と戦うようになるという、マーベルコミックスの中でも一風変わったスーパーヒーロー。そんなドクター・ストレンジに魔術を教える師匠こそが、今回ティルダに打診されているチベットの魔術師エンシェント・ワンだ。
マーベル・スタジオは当初、原作では男であるエンシェント・ワン役に男性俳優を探していたようで、過去にはモーガン・フリーマン、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイ、そしてなんと渡辺謙が候補に挙がっているという報道もあった。しかし、製作陣は女優のティルダを適役と考えるようになったようだ。
メガホンを取るのは、『地球が静止する日』のスコット・デリクソン監督。『プロメテウス』のジョン・スペイツが脚本を執筆し、マーベル・スタジオの社長でもあるケヴィン・フェイグがプロデュースを務める。2016年11月4日の全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)