日本発「ベイブレード」がハリウッドで実写映画化か
米パラマウント・ピクチャーズが、日本生まれの対戦玩具「ベイブレード」を題材にした実写映画を企画しているとDeadlineが報じた。
ハリウッドでは、『トランスフォーマー』や『G.I.ジョー』シリーズなど、玩具を題材にした実写映画が成功を収めており、今回次なる題材に「ベイブレード」が注目されたようだ。「ベイブレード」は、1999年に「トランスフォーマー」の生みの親でもあるタカラ(現・タカラトミー)が発売。現在ではアメリカの大手玩具メーカーであるハズブロが海外で販売を行っており、製作陣は実写映画化の権利を求めて同社と交渉中だという。
この件について、タカラトミーに問い合わせたところ、本企画については把握していないとのこと。また、『パシフィック・リム』『GODZILLA ゴジラ』などを手掛けたメアリー・ペアレントがプロデュースを務めるということのほかに、詳細は明らかになっていない。
小学生を中心に大流行となった「ベイブレード」は、漫画・テレビアニメ・アニメ映画・ゲームとしても展開。その勢いは国内にとどまらず、海外でも人気を博した。2008年には新シリーズ「メタルファイト ベイブレード」が発売されるとブームが再燃し、2009年には「日本おもちゃ大賞」のベーシック・トイ部門で大賞を受賞。今年7月には、さらなる改良を加えた新シリーズ「ベイブレードバースト」が発売される。(編集部・石神恵美子)