ダフト・パンクの誕生を再現!フレンチ・ハウス黎明期のDJの夢と挫折を描く『EDEN/エデン』9月日本公開
フレンチ・ハウスの黎明(れいめい)期を駆け抜けたDJの夢と挫折を描いたフランス映画『EDEN/エデン』が、6月27日にフランス映画祭2015で上映、9月に日本公開されることが明らかになった。
1990年代のフランスを舞台にした本作は、エレクトロ・ミュージックが台頭する波に乗って親友とDJ活動を始めた大学生のポールが、成功に酔いしれるうちに、狂った金銭感覚やドラッグ、恋愛、最先端のクラブシーンと乖離(かいり)していく自身の音楽に苦悩するさまを描いた青春映画。世界中で爆発的な人気を誇るダフト・パンクが誕生する様子を実際のエピソードを盛り込んでリアルに再現していることでも話題を呼んでいる。
メガホンを取ったのは、『グッバイ・ファーストラブ』『あの夏の子供たち』などの新鋭女性監督ミア・ハンセン=ラヴ。キャストには、主演を務めたフェリックス・ドゥ・ジヴリのほか、『愛について、ある土曜日の面会室』などのポーリン・エチエンヌ、『女っ気なし』などのヴァンサン・マケーニュらが名を連ねている。
また、主演のフェリックス・ドゥ・ジヴリと、監督の実の兄で主人公のモデルとなったDJ&脚本家のスヴェン・ハンセン=ラヴが、フランス映画祭2015にあわせて来日することも決定。スヴェンは南青山の Le Baron de Paris で開催される記念イベントにもDJとして出席する予定だ。(編集部・吉田唯)
映画『EDEN/エデン』は9月に新宿シネマカリテほか全国順次公開