『アナ雪』新作短編、主人公は雪だるま・オラフの予定だった
映画『アナと雪の女王』の新作短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』は、当初、雪だるまのキャラクター・オラフのスピンオフとして構想が練られていたことがわかった。監督のクリス・バックが、「オラフは面白いキャラクターだから、始めはオラフのストーリーはどうかと思った」と明かした。
アナの誕生日がテーマの本作では、前作で苦難を共に乗り越えたエルサ・アナ姉妹の仲むつまじい姿が、全編にわたりミュージカル仕立てで映し出される。エルサとクリストフが、アナのために最高のパーティーでお祝いしようと張り切って計画するものの、エルサが風邪をひいてしまい、魔法の力をうまく使えなくなったことで思わぬ事態が起きてしまう。
バック監督によると、企画当初はこれとは全く違うストーリー展開だったそう。「でもエルサとアナという姉妹が前作の柱となった中心人物だったので、結果的にこの二人のストーリーが良いということになったんだ」という。また監督は、「大切にしたのは、楽しい作品であって、登場人物の本質をそのままにして、ファンの皆さんの目の前に大好きなキャラクターをよみがえらせるということだね」と人気作の新作における心構えも語っている。
さらに、今回の姉妹の仲の良さをうかがわせる新場面写真を、世界に先駆けて日本で初披露。劇中で登場する新キャラクター「スノーギース」に囲まれて、ベッドで休むエルサとそれを見守るアナという姉妹愛を堪能できる一枚となっている。
本作が同時上映されている映画『シンデレラ』は、5週連続で映画興行収入ランキング1位を獲得するほどの大ヒットを記録中。今後さらに記録を伸ばすことが期待される。(編集部・井本早紀)
短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』は全国公開中 映画『シンデレラ』と同時上映