海老蔵、愛之助へのコメント求める報道陣に逆質問「どうなの自分は?」
歌舞伎俳優の市川海老蔵が11日、都内で行われたシンガポール公演「EBIZO ICHIKAWA XI’S JAPAN THEATER 2015」の製作発表会見に出席。タレント・熊切あさ美との破局が報じられている歌舞伎俳優の片岡愛之助について女性リポーターから意見を求められるも、「どうなの自分は?」と逆質問をぶつけて、報道陣を煙に巻いた。
女優・藤原紀香との交際が報じられるなど、破局騒動の渦中にある愛之助。この日の会見にはコメントを求めて多くの報道陣が集まったが、海老蔵は「本人に聞いてください」とさらり。その後も繰り返し意見を求められるも、質問のたびに「『人生いろいろ』小泉純一郎」と小泉純一郎元首相の名言を引用し、明言を避けた。
それでも角度を変えながら質問を投げかける女性レポーターに、海老蔵は「自分はどうなの? 遊んでるんじゃないの?」とチクリと反撃する一幕も。別の記者から「電話で別れ話ってどう思いますか?」と投げ掛けられた際にも、「自分はそういう経験あるの? 人それぞれですよね」と制していた。
同公演は海老蔵が歌舞伎をもっと身近に感じてもらいたいと始めた自主公演「古典への誘い」の海外公演。2014年に続きシンガポールで行うのは2回目で、海老蔵は「向こうがさらに大きな会場を用意してくれたので、自信を持ってやっていかなければいけないなと思わされています。絶対に素晴らしい公演になるように、今からまた改めて勉強しようと思っています」と謙虚な気持ちを吐露。昨年行われたシンガポール公演の思い出を「中華料理が美味しいですよ」と話した海老蔵は、具体的に「小籠包」を挙げると、「100個くらい食べた」と振り返った。(中村好伸)
シンガポール公演「EBIZO ICHIKAWA XI’S JAPAN THEATER 2015」は10月17日、18日にマリーナベイサンズ グランドシアターにて上演