ハリウッド実写版『AKIRA』に進展!脚本家が決定
これまでに何度も中断と再開を繰り返してきた『AKIRA』のハリウッド実写化で、ドラマシリーズ「デアデビル」のシーズン2で製作総指揮を務めるマルコ・ラミレスが脚本を執筆することがわかった。 The Hollywood Reporter が報じた。
米ワーナー・ブラザースの下、度重なる監督交代や製作費削減といった紆余曲折を経てきた本作。同サイトによると、『アメリカン・スナイパー』などのアンドリュー・ラザーが、レオナルド・ディカプリオの製作会社アピアン・ウェイと共に製作を務めるそうだ。
監督は、リーアム・ニーソン主演の『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』でメガホンを取ったジャウマ・コレット=セラが務めることになっていたが、今年3月に映画情報サイトColliderのインタビューで本作について何も進展がないことを明かし、実現は「ワーナー・ブラザース次第さ」と語っていた。コレット=セラ監督が引き続き、メガホンを取るかどうかは定かではない。
過去に『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で草稿を担当したダンテ・ハーパーが脚本を執筆しているという報道もあったが、今回、脚本家があらためて決定したことで、本作がついに実現することに期待したい。
『AKIRA』は大友克洋が発表した漫画、ならびに同作を原作にしたアニメーション映画。近未来の東京を舞台に、超能力を持った少年・アキラをめぐる攻防が描かれている。(編集部・石神恵美子)