SKE48松井玲奈、8月いっぱいでグループ卒業!「やりきった」
アイドルグループSKE48の松井玲奈(23)が10日深夜、ニッポン放送のラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン ~緊急特番!今夜、松井玲奈から重大発表SP~」(水曜・25時~)に出演し、8月いっぱいで同グループから卒業することを正式に発表した。
朝から一部で卒業が報じられていた松井は、報道の大きさに「びっくりしました」と語ると、自身の口から「8月いっぱいで、SKE48を卒業することになりました」と発表。2年ほど前から卒業について「何となく、もうそろそろなのかな……」と感じていたと明かした。
スタッフと話し合う中で、1年くらい前から話が具体化してきたといい、その間、卒業の意思を聞かれても「皆さんを裏切ることになってしまうので、はっきりと言わないようにしてきた」と告白。卒業までの日程が決まったことで、発表の意思を固めたという。
卒業の理由について、先日行われたAKB48選抜総選挙の出馬辞退やSKE48メンバーの大量ランクインは否定。もともと女優志望でグループに加入していたことで、近年、芝居の道に進みたいという思いが芽生えており、「同世代の女の子たちが、どういうことをうれしいと思うのかを知らない。だから、アイドルとしてではなく、一人の松井としてもっともっとそういった気持ちを知って行きたいと思ったとき、自分の道を進むのがいいのかなと思った」と語った。
さらに松井は、「自分の中でSKEとしてやり残したことがなくなった。やりきったなというところがあって。だから、次のステップに進まなくちゃいけないなと思いました」とコメント。加えて、後輩たちの成長を後押しし、SKEをさらに盛り上げるために決断を下したと語ると、「オールナイトニッポン」を発表の場に選んだことについて「2時間という貴重な時間の中で、少しでも思いを伝えることができたらいいなと思って、今日ここにいます」と証言。リスナーに向け「何だかしめっぽくなっちゃうので、楽しくいきましょう!」と元気に呼び掛けた。
松井は2008年にSKE第1期生としてデビュー。同期の松井珠理奈(18)と共に、“ダブル松井”と称されグループ人気をけん引した。昨年は演技派俳優の遠藤憲一と共演した『gift』で映画初主演。今年は、テレビアニメ「電波教師」(読売テレビ/日本テレビ系)でアニメ声優に初挑戦するなど、活躍の場を広げていた。卒業にあたり、8月末に名古屋でライブを行うほか、現在決定している握手会以外のイベントも開く予定だという。(編集部・入倉功一)