東方神起のサラウンド・ビューイングにファン絶叫!
東方神起がソウルで行うライブを、客席を囲む3面ワイドスクリーンで生中継できる世界初のサラウンド・ビューイングが14日、江東区の新木場 Studio Coast で行われた。
サラウンド・ビューイングは東方神起をはじめ、韓国の人気アーティストらが所属するS.M.ENTERTAINMENTがコンサートと情報通信技術(ICT)を結合しスタートさせた新しいビジネスモデル。ステージ上に3面で各400インチの巨大ワイドスクリーンを設置し、まるで現地にいるかのような躍動感に満ちた迫力のコンサートを体験することが出来る。この日、生中継されたのは東方神起が韓国・ソウルオリンピック公園体操競技場で行った「TVXQ!SPECIAL LIVE TOUR - T1ST0RY -&…!」 のライブの模様で、新木場会場と同時に全国160ヶ所の映画館でも1面でのライブ・ビューイングが同時に実施され、日本国内で10万人以上が現地のライブを楽しんだ。
事前に韓国で感染が拡大しているMERSの影響で公演中止も心配されたが、ライブは16時に予定通り開演され、三面スクリーンにソウルの会場の様子が映し出されると、新木場の会場に集まった女性ファンらは大絶叫。会場から見るスクリーンは、まさに現地の客席の一角からステージを眺めるようなカメラアングルが多用され、臨場感たっぷり。
また、このサラウンド・ビューイングを強く意識してか、途中、リーダーのユンホは「みなさん、こんにちはー!」と現地から日本語であいさつ。チャンミンも「日本の皆さんどうしていますかー。ちゃんと見えていますよね!」とにっこり。その後も随所で日本語を織り交ぜたスピーチが行われファンを喜ばせていた。(取材・文:名鹿祥史)