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河本準一、40歳で舞台挑戦のワケ

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40歳にして初舞台に挑む河本準一(写真中央)
40歳にして初舞台に挑む河本準一(写真中央)

 お笑いコンビ・次長課長河本準一が初舞台にして主演を務めるストレートプレイ・ミュージカル「うたかふぇ」の公開稽古が都内で行われた。大勢の報道陣を前に自信たっぷりに演技や歌を披露した河本は、「手応えしか感じられない」と冗舌で会場を盛り上げた。

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 河本は「今回、いろんなことが初めて。舞台という意味ではみんなの中でも一番後輩の立場。自分に何かできることはないかなと考えて、やっぱりムードメーカーでなくてはいけないかなと思い、毎日明るく元気に楽しくやらせていただいております」とにっこり。

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 40歳で初舞台に挑むことになった理由を「今までやってきた芸人のこととは違う、また新しいことに挑戦できる機会はないかなと思っているところにこのお仕事が来ました。次の50歳になるまでに自分が挑戦したいと思っている最初の仕事がこの舞台です」としみじみ語った。

 演技については自信満々で、「まだ稽古ですけど、僕の中ですでにやり切った感があります。最終日みたいな感じです」とニヤリ。「自分の中でもテンション上がりまくって気合入り過ぎていて、逆に後輩に周りがピリつくと怒られたりしました」といい、「このままのマックスをどう保っていくかが勝負ですね」と陶酔の表情を見せた。

 歌についても「僕は(欧陽菲菲の)『ラヴ・イズ・オーヴァー』くらいしか歌った経験はないんですが、練習したらもうあっという間でした。もともと歌が好きなんで」とぶち上げたが、その後、共演のなだぎ武から「おまえはタンブリンをたたいていた方がいい」と注意されたことも明かして笑いを取っていた。

 本作は、人々から「うたかふぇ」と呼ばれて親しまれているオープンカフェ「マリア」を舞台に、大型ショッピングモールの建設で苦境に立たされた商店街の復興に立ち上がる人々の奮闘を描いた物語。(取材・文:名鹿祥史)

「うたかふぇ」は7月3日~12日まで東京・サンシャイン劇場で上演

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