本田望結の中国語スピーチに喝采!初の海外映画祭参加で
人気子役・本田望結(11)が現地時間14日、中国・上海で開催中の第18回上海国際映画祭に大森研一監督と共に出席。パノラマ部門に正式招待された初主演映画『ポプラの秋』の舞台あいさつで中国語のスピーチを行い、大喝采を浴びた。
上映会場は、上海の人気スポット新天地の中にあるシネコンUME。海外映画祭初参加となる本田は、マシンガントークの司会者と中国の観客を前にちょっと戸惑い気味だったが、この日のために覚えた中国語で「わたしの名前は本田望結です。『ポプラの秋』が皆さまの心に残る作品になれればうれしいです。大森監督とお会いできたことを感謝します」とスピーチすると会場は大喝采。
大森監督も「(中国語で)皆さんよろしくお願いいたします。監督の大森です。(日本語で)『ポプラの秋』は原作が大好きで、20年近くいつかこれを自分で映画化できたらと思い続けていた作品です」とあいさつしており、最後に司会者が二人のうちどちらの中国語がうまかったかを観客に尋ねると、全員が本田に向けて盛大な拍手を送り、軍配は本田に上がった。
本作は、人気作家・湯本香樹実の小説を実写化したヒューマンドラマ。父を亡くした少女(本田)と、天国に手紙を送り届けられるという老人(中村玉緒)の交流をつづる。本田はこの日、ロケ地・飛騨高山の「さるぼぼ」と呼ばれる人形を抱いて登場し、観客たちにも小さな「さるぼぼ」をプレゼントした。(編集部・市川遥)
映画『ポプラの秋』は今秋、シネスイッチ銀座ほかにて公開