高畑充希、ピーターパン役6年でオジサンになってしまったと吐露
女優の高畑充希が17日、都内で行われたブロードウェイミュージカル「ピーターパン」の製作発表会見に出席。8代目ピーターパンを務めた高畑は、「(永遠の少年の)ピーターパンを6年務めさせていただきましたが、久しぶりにこの衣装を見て、自分も大人になってしまったと少し寂しい気持ち」と自身を振り返りつつ、現在3年連続で9代目ピーターパンを演じている唯月ふうかを激励した。
本作の物語になぞらえて、「大人になりたい、それともなりたくない?」という質問が記者から出ると、高畑は「わたしは最近『若いね』と言われなくなった」と言い、「男の子を6年やったら、オジサンみたいになってしまって、いまは女子に戻るのに、逆に苦労しています」と笑いを取る。
さらに高畑は、「夏に1回3時間のステージを1日2回。まるでイジメみたいなスケジュールで『もう体力の限界。これ以上は死んじゃう』と思っても、ステージに立つと楽しくて、客席の子供たちの目がキラキラしていると気合で乗り切れちゃう。あの頃は、毎日同じ時間に寝て、どうしてあんなにストイックになれたのか、わかりません」と語り、「でもしんどいときはしんどいって、大人の人に言った方が楽になれるよ」と先輩として唯月にアドバイス。
最後に、唯月は「35周年という記念の年に、この役を演じられてうれしいです。歴代の先輩方が築いてくださった歴史に名前が残るようがんばりたい」と力強くアピールしていた。この日は、今年のキャストである大貫勇輔、入来茉里、佐藤すみれ(SKE48)、白羽ゆりも登壇し、劇中歌を披露した。(取材/岸田智)
ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」は7月20日から30日まで東京・東京国際フォーラム、8月2日に大阪・梅田芸術劇場にて上演