タランティーノ監督、イタリアのアカデミー賞でトロフィー2つを手に!
第87回アカデミー賞で作品賞ほか4部門を制した映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』がイタリアのアカデミー賞とされるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で外国語映画賞を受賞した。作品賞と監督賞を含む9部門で受賞したのは、マフィアを題材にしたフランチェスコ・ムンズィ監督の『黒い魂』。欧州映画作品賞には『博士と彼女のセオリー』が選ばれている。
【動画】数々の賞を総なめ!『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
現地時間12日にローマで行われた授賞式には、1995年に『パルプ・フィクション』、2013年に『ジャンゴ 繋がれざる者』で外国語映画賞を受賞したクエンティン・タランティーノ監督も出席し、2つのトロフィーをようやく受け取った。
Varietyによると、タランティーノ監督は「これらの賞を手にする理由の一つは、僕が小さな頃からイタリア映画に影響を受けてきたからでしょう。『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』は僕が観たことを覚えている最初の映画の一つです」とコメントしたという。(澤田理沙)