ナルトがサスケに息子を託す…新時代の中忍試験を描く『NARUTO』新作予告
岸本斉史の大ヒット漫画「NARUTO-ナルト-」の新作映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』の予告編が公開され、ナルトがサスケに「あいつを頼む」と息子であるボルトを託す感動的なシーンが披露された。
【動画】『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』予告編
「NARUTO-ナルト-」は忍が活躍する世界を舞台に、木ノ葉隠れの里の問題児・ナルトが里一番の忍者「火影」になる夢をかなえるため、仲間たちや強力な敵との戦いを通して成長していくさまを描いた人気漫画。原作者の岸本が製作総指揮を務める今作では、ナルトの息子・ボルトを主人公に据え、おなじみのキャラクターたちの子供が多数登場する新時代を描き出す。
公開された映像は、ナルトとボルトの親子の葛藤と愛情を描いたもの。大量の書類で埋まった部屋で、七代目火影としての仕事に追われるナルトと机を挟んで向き合うボルトは、「俺は火影になりたくもねぇ。こんな親ならはじめからいねぇ方がいいよ!」と部屋を飛び出す。その瞬間映し出されるナルトの背中には、火影として、父としての苦悩がにじみ出ており、ボルトのように幼かったかつてのナルトの姿を思い出さずにはいられないシーンだ。
一方、ナルトへの反抗心をむき出しにするボルトは、サスケに弟子入りする。修行の場面では、「もっと効率いいやり方ねぇのかよ」と生意気なボルトに対し、サスケが「ナルトならできたぞ」と挑発するほほ笑ましい一幕も。ボルトに「ナルトよりウスラトンカチだ」と言い放つサスケと、反抗的なボルトを父としての大きな愛で包むナルトが、「お前は俺の弟子で」「俺の息子だろ」と力強い声を掛けるシーンは、親子や師弟の絆を感じさせる感涙必至の内容となっている。
また、原作でも特に人気だった「中忍試験」の新時代編が劇中で描かれることも発表され、予告編ではサスケの娘・サラダが写輪眼を操る姿が披露されるなど、新世代の活躍にも期待が膨らむ。(編集部・吉田唯)
映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』は8月7日より全国公開