ショーン・“P・ディディー”・コムズ逮捕 筋トレ器具で殴ろうとした疑い
ミュージシャンのショーン・“P・ディディー”・コムズが、UCLAのフットボールチームに所属する息子ジャスティンさんを見に訪れた際、コーチに暴力をふるって逮捕されたと同大学が発表した。
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TMZ.comによると、ショーンは、アシスタントコーチの1人がジャスティンさんを激しく罵倒したのを問題視し、詰め寄ったらしい。その際、ショーンは球体にハンドルがついた筋トレ用の器具ケトルボールでコーチを殴ろうとしたという。けが人はなく、ショーンは駆け付けた警察官にその場で逮捕されたとのこと。
フットボールチームのヘッドコーチは「残念な出来事だったものの、スタッフが冷静に対処したことに感謝している」とコメントし、「今後は警察に任せるため、これ以上のコメントはできない」と言っている。
一方ショーンの関係者は、彼が息子を守ろうとして行ったことだとコメントし、以前からこのアシスタントコーチに目の敵にされていたと言っている。「あのコーチは公の場でジャスティンさんに対し、言葉と心理的な虐待をしたんです。ジャスティンさんが家に帰り、父親にひどい扱いを説明したところ、ショーンがコーチに話をしに行ったんです」と情報筋は語っている。
ショーンは武器を用いた暴行罪などで逮捕されたが、すでに保釈金を支払い、釈放されているという。(澤田理沙)