シュワちゃん、新作は妻子を失った父の復讐劇!今秋撮影開始予定
シリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』の公開を控える俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの、今秋撮影開始予定の新作『478(原題)』は飛行機事故で妻子を失った男の復讐(ふくしゅう)劇であると、ComingSoon.netなど複数のメディアが報じた。
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シュワルツェネッガーが演じる男は、航空交通管制官のミスにより発生した飛行機事故で妻と子を失う。管制官は世間からバッシングを受け、逮捕後は保護拘置(受刑者に危害が及ぶ可能性がある場合、安全な独房に保護される)の措置が下されるのだが、家族を亡くした男はその管制官を許すことはできず、報復に向けて動きだす。
本作は、復讐(ふくしゅう)劇によくある単純なアクションエンターテインメントとは一線を画し、登場人物の繊細な心理描写が主体の作品になるという。2011年、カリフォルニア州知事の任期終了後に映画俳優復帰を果たしたシュワルツェネッガーは、『ターミネーター』シリーズ、『エクスペンダブルズ』シリーズや『大脱出』などでアクション俳優として健在ぶりをアピール、昨年撮影された独立系のゾンビ映画『マギー(原題) / Maggie』では、ゾンビウイルスに感染した娘を隔離場所へ送る父親を演じている。本作では、事故で妻子を失った男の悲しみと憎しみの発露がどのように表現されるのか、代表作『ターミネーター』シリーズとは一味違う「強い男」像が注目される。
同サイトによると、脚本はジェイク・ギレンホール主演映画『複製された男』などのハビエル・グヨンが手掛け、『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督率いる Protozoa Pictures が、今秋撮影開始予定だ。(編集部・高橋典子)