乃木坂46・生駒里奈、母への思いに涙!
28日、ドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』完成披露プレミア上映会が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、乃木坂46メンバーの西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、橋本奈々未、生駒里奈、桜井玲香、秋元真夏、若月佑美、深川麻衣、そして丸山健志監督が出席した。
本作は、AKB48の公式ライバルとして2011年に誕生したアイドルグループ・乃木坂46の密着ロングインタビューや、ナレーションでメンバーの母親の目線を入れるなど、周辺人物の証言を通して、これまでのグループの軌跡をひも解いていくドキュメンタリー映画。
丸山監督は「乃木坂46に入る前と、入った後に彼女たちがどう変わったかがテーマ」とコンセプトを説明すると「彼女たちと話をして、母親の存在がどれだけ大きいか実感したので、お母さんの視点を作品に入れました」と制作意図を明かした。
そんな母親との思い出に感極まったのが生駒だ。「人と関わることが好きじゃないけど、地元(秋田)にいたくないって思っちゃう人。そんな私が乃木坂46に入って、思ったことが言えるようになりました」と胸の内を明かすと「わたしが東京に出てきたあと、お母さんが『ご飯の時にわたしの食器を出せなくなった』という話を聞いて、申し訳なかったという思いと、わたしもお母さんと一緒にいたかったという気持でした」とあふれ出る涙を手で拭った。
「アイドルではない素の部分」を切り取られるのが怖かったというメンバーたちだが、白石は「デビューからのわたしたちがギッシリ詰まっています。辛いことを乗り越えてきたから今があると思い、過去をさらけ出しました。ファンにも、そういう部分を知ってもらいたかった。いい感じに(丸山監督に)出してもらいました」と充実感をにじませていた。
またこの日、本作の主題歌が乃木坂46が歌う未発表曲「悲しみの忘れ方」(発売日未定)、劇中の母親ナレーションを女優・西田尚美が担当することが発表された。(磯部正和)
ドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』は7月10日より全国公開