米倉涼子、『アベンジャーズ』吹き替え版を観て「そわそわした」
マーベルコミックスのヒーローが一堂に会するアクション巨編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の日本語版完成披露試写会が1日、都内で行われ、吹き替え声優を務める米倉涼子(ブラック・ウィドウ役)、宮迫博之(ホークアイ役)、溝端淳平(ファルコン役)、イメージソングを歌うレトブが出席した。米倉は上映後のステージに立つと「皆さんどうでしたか?」とにっこり。一瞬、妙な間が空いたものの、少し遅れて割れんばかりの拍手が起こると、宮迫と顔を見合わせてホッとした表情を見せた。
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上映後にまずレトブによるイメージソングの披露が行われ、その後、吹き替えキャストが登壇した。米倉はレトブの歌を「感動しました」と絶賛し、宮迫も「生歌も映画のスケール感をさらにアップさせていてすごいなと思いました」と米倉に同調。興奮冷めやらぬ中、司会者が宮迫に「宮迫さん、歌が上手ですし、日本語版を出されてはいかがですか」と提案する一幕もあったが、宮迫は「日本語版? 僕が? それ、なかなかの失笑ですよ」と照れ笑い。「まあ、そういう機会があれば。でも大丈夫ですかね」と笑顔で続けた。
スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ役を担当した米倉は、「自分の声が乗ってくるので、自分の声に『うわー、そこ失敗したな~』とかそわそわした」と完成した日本語版をドキドキしながら鑑賞したことを明かすと、「この物語を満喫するには吹き替えって大事だなってあらためて思いました」としみじみ。溝端も「米倉さんや(ニック・フューリー役の)竹中(直人)さんなど、豪華なメンバーの中に入らせていただいて興奮しています」と「アベンジャーズ」に参加した感想を口にした。
また、スウェーデンから駆け付けたレトブは「(来日できて)うれしく感じていますし、来てみると親切な方ばかり。素晴らしい国に来られたなと思っています」とコメント。イメージソング「In Memories」については「映画の中の愛を心から表現できるように作りました。高音低音ちりばめて映画のようなダイナミックなスケールを再現することができました」と解説していた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日より全国公開