『トップガン』続編はトムクルVS.ドローン
映画『トップガン』の続編の脚本について、プロデューサーを務めているデヴィッド・エリソンが言及。トム・クルーズ演じるマーヴェリックとドローン(無人飛行機)の戦いについてColliderのインタビューで明かした。
『トップガン』続編の製作は、昨年9月に脚本が『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』などのジャスティン・マークスに決定し本格化。トムもパイロットのマーヴェリック役で再出演する。またプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、コンセプトについて「続編では無人飛行機が主流になり、旧来のパイロット制が廃止される中で、パイロットたちが時代遅れではないと立ち上がるさまが描かれる」と説明していた。今回エリソンが語ったところによると、執筆中の脚本でもそのコンセプトはしっかり引き継がれており、マーヴェリックも物語の重要な役割を担うそう。
エリソンは、ジャスティンの脚本は昨今のアメリカ海軍のパイロットの変容を捉えているといい、「今日にはドローンテクノロジーと第5世代戦闘機が存在しています。しかしアメリカ海軍では第5世代戦闘機で戦闘員同士の戦いは最後だともいわれています。わたしたちは映画を製作することで、空中戦や戦闘機のパイロット、文化の終わりが本当に来るのか調べてみようと思っています」とコメント。
続けて「マーヴェリックなしでは『トップガン』は成り立たない」と断言し、「トムは実際に飛行機の中で撮影することを100%望んでいます」とトムの戦闘シーンがあることをにおわせた。続編の監督や全米公開日については今のところ未定とされている。(編集部・井本早紀)