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『ジュラシック・ワールド』が『アベンジャーズ』続編を抜き今年最大のヒット作に!最速で興収5億ドル突破

全米ボックスオフィス考

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早くも今年最大のヒット作に! - 映画『ジュラシック・ワールド』より
早くも今年最大のヒット作に! - 映画『ジュラシック・ワールド』より - Universal Pictures and Amblin Entertainment

 先週末(6月26日~6月28日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ジュラシック・ワールド』が興行収入5,453万2,615ドル(約65億4,391万3,800円)で3週連続となる首位に輝いた。累計興収は5億37万3,420ドル(約600億4,481万400円)に達し、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(5月1日全米公開)を抜いて今年公開の映画で最大のヒット作に。公開から17日間での興収5億ドル(約600億円)突破は史上最速だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル120円計算)

映画『ジュラシック・ワールド』第2弾予告編

 ディズニー/ピクサーの新作アニメーション『インサイド・ヘッド』は興収5,232万3,354ドル(約62億7,880万2,480円)で2位をキープ。公開2週目の週末興収としては、ピクサー最大のヒット作である『トイ・ストーリー3』に次ぐ高成績となっている。

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テッド2
まじかよ! - 初登場3位の映画『テッド2』より - (C)Universal Pictures

 命を宿したテディベア・テッドを主人公にしたR指定コメディーの続編『テッド2』は、興収3,350万7,870ドル(約40億2,094万4,400円)で3位デビュー。結婚して子供が欲しいテッドが、自らが人間であることを証明するため奔走する。初登場1位を記録した前作のオープニング興収(5,441万5,205ドル・約65億2,982万4,600円)だけでなく、配給のユニバーサルの予想(興収4,500万ドル~5,000万ドル・約54億円~60億円)も下回るスタートとなった。

 4位には『マックス(原題) / Max』が興収1,215万5,254ドル(約14億5,863万480円)で初登場。戦地で飼い主カイルを亡くした元軍用犬マックスと、彼を引き取ったカイルのティーンエイジャーの弟ジャスティンが、共に過ごす中で互いの心の傷を癒やしていくさまが描かれる。出足はいまいちだったが口コミでの評価が高いため、息の長い作品になる可能性もある。

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 今週は、チャニング・テイタム主演の男性ストリッパー映画の続編『マジック・マイク XXL(原題) / Magic Mike XXL』、アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰を果たしたことでも話題の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などが公開される。(編集部・市川遥)

6月26日~6月28日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ジュラシック・ワールド』
2(2)『インサイド・ヘッド』
3(初)『テッド2』
4(初)『マックス(原題) / Max』
5(3)『スパイ(原題) / Spy』
6(4)『カリフォルニア・ダウン
7(5)『ドウプ(原題) / Dope』
8(6)『インシディアス:チャプター3(原題) / Insidious: Chapter 3』
9(8)『マッドマックス 怒りのデス・ロード
10(9)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』

映画『ジュラシック・ワールド』第2弾予告編 » 動画の詳細
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