スタン・リー、救急搬送から一夜で復活!マーベル新作『アントマン』LAプレミアに出席
「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」「スパイダーマン」など数々のマーベルコミックスの原作を手掛けてきたアメコミ界の巨匠スタン・リーが先月28日(現地時間)、体調不良で病院に搬送されたと報道されていたが、翌日29日にロサンゼルスで行われた映画『アントマン』のワールドプレミアに出席したことが明らかになった。マーベルの公式サイトMarvel.comが同プレミアのレッドカーペットでのリーの様子などを報じた。
救急搬送された際のリーの病状は明らかにされていなかったものの、リーは『アントマン』のプレミアに出席すると彼の代理人が伝えたため、深刻ではないようだとTMZ.comは報じていた。その言葉通り、リーは同プレミアで元気な姿を見せた。
マーベルの公式サイトで公開された動画には、レッドカーペット上でリーがインタビューに応じる姿が収められている。女性のインタビュアーが「本作には、素晴らしい役者としてカメオ出演しているんですよね?」と言い、すでにリーのカメオ出演シーンを観たことを告げると、リーは「僕はまだ観ていないんだよ! 今日は自分のカメオシーンを観るためだけにやって来たんだ! どうだった?」と興奮気味。女性がカメオシーンを観て「大笑いした」と感想を伝えると、リーはご満悦の様子だった。
そのほかに、本作でメガホンを取ったペイトン・リードにアドバイスをしたことなどについてもリーは上機嫌に語り、最後にリーのような漫画家になろうと志す人へのアドバイスを求められると、「この映画を観て時間を無駄になんかしないで、頼むから描き始めるんだ。アーティストになりたいか? 描け。ライターになりたいか? 書け。とってもシンプルなはずさ」と力強いメッセージを残した。(編集部・石神恵美子)
映画『アントマン』は9月19日より全国公開