『アベンジャーズ』前日譚が日本で漫画化!世界初登場の新たな敵も!
マーベルコミックスのヒーローが一堂に会するアクション巨編の第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の公開(7月4日)を記念して、同作の前に起きた出来事が世界で唯一、日本で漫画化された。前日譚(たん)を描くオリジナルストーリーの漫画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン エピソード0」はマーベル公認で、本日発売の「週刊少年マガジン」(講談社)に掲載されている。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が平和のために開発した人工知能“ウルトロン”の暴走によって、人類が滅亡の危機に直面するストーリー。 漫画では、トニーがなぜウルトロン・プロジェクトを計画したのか? ウルトロンを生み出すきっかけや、犯した過ちの理由が明かされる。また、トニーの恋人ペッパー・ポッツが、世界初登場の新たな敵に狙われる場面も。愛する恋人のためにアイアンマンが死力を尽くす。
手掛けたのは、「イクシオン サーガ」の小宮山優作。マーベル&アイアンマンファンだという小宮山は、アイアンマンスーツの作画が一番難しかったと語る。「構造が複雑なので、どの部分がどのくらいまで可動できるのかを考えながら描くのが大変でした」。また、「アメリカではとにかく派手でアクションが多めのものが求められ、日本では心情の変化といった繊細なものが求められていたように感じます」と振り返った。
世界に誇る漫画文化を持つ日本で、新たな物語が誕生するという今回のコラボレーション。マーベルと日本の出版社の共同企画はアジア圏において初の試みで、マーベルのC.B.セブルスキー(国際開発&ブランド・マネージメント部門バイスプレジデント)は、「小宮山先生と講談社が生み出した作品にとても興奮しています。間の取り方、会話、アクション、キャラクター設定など、すべてがリズムに乗っていて、マーベル神話に加わる話としてぴったり」と手放しで絶賛。
「この話のコアな部分を大変気に入っています。ヒーローたちの人間味あふれる側面をうまく描写しており、この作品はトニー・スタークとペッパー・ポッツの同僚、そして恋人としての関係の中核を探っています」と満足げに作品を紹介している。(編集部・小松芙未)