永作博美&佐々木希『さいはてにて』、台北映画祭で観客賞受賞!
永作博美と佐々木希が共演した映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が、台湾・台北で開催された第17回台北映画祭で、新人監督を対象とした国際ニュータレント・コンペティション部門の観客賞を受賞した。
同作は、台湾出身の女流監督チアン・ショウチョンが能登半島でオールロケを敢行したヒューマンドラマ。故郷の能登でコーヒー店を開いた永作ふんする孤独な女性と、その近所に住む、佐々木演じるシングルマザーの触れ合いを通して、人と人との関わり合いが生み出す温かさや喜びがつづられる。日本では今年2月に東映配給で劇場公開された。
日本映画が同部門で観客賞を獲得するのはこれが初。上映当日、満席となった会場では多くの観客が感動の涙を流していたといい、ショウチョン監督は、「今夜、たった今、台北映画祭で観客賞を受賞しました。わたしの国の観客たちが、わたしの映画を気に入ってくださったということですから、うれしい気持ちでいっぱいですし、とても感動しました! 皆さんにもこの幸せが届きますように」と喜びを語っている。(編集部・入倉功一)
映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』DVDは9月9日発売