「セサミストリート」に44年間出演し続けた女優が番組を卒業！

　アメリカのテレビ番組「セサミストリート」に44年間出演してきた女優のソニア・マンザーノが、同番組から引退することが発表された。同番組を制作しているセサミワークショップのFacebookページで明かされた。

　ソニアはプエルトリコから来たティーンエイジャーのマリア役で、1971年から同番組に出演。役と共に成長し、番組には常に等身大の女性として登場し続けた。Twitter上にはファンからの、彼女の降板を惜しむ声と44年にわたる国民的番組への貢献に対する感謝と称賛の声が相次いでいる。

　ソニアはテレビドラマ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」シリーズなどにも出演し女優として活躍する一方で、2冊の児童書を執筆するなど作家としても活動している。「セサミストリート」には脚本家としても参加していた。セサミワークショップは、彼女の多彩な才能とその成長を振り返り、Facebookアカウントで「ソニアの才能は彼女のカメラの中の役の枠を超えて広がっていった」とコメントしている。（編集部・那須本康）