『アベンジャーズ』ブラック・ウィドウとハルクの関係はより深く!スカヨハ&ラファロが証言!
マーベルコミックスの人気ヒーローが集結するアクション巨編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、魔性のスパイ、ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンと、緑の巨人ハルクことブルース・バナー役を務めるマーク・ラファロが、同作で描かれる二人の関係について語った。
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神であるソーに匹敵するパワーを誇る一方、制御が効かず、仲間にとって危険な存在にもなり得るハルク。本来は温厚な人物である天才科学者バナーは、そんな自分の力を恐れて身を隠していたが、前作で、ブラック・ウィドウの勧誘により最強チーム「アベンジャーズ」に参加、世界を救うため活躍した。
そんな二人の関係は『ウルトロン』で恋愛に発展。慈愛に満ちた表情のウィドウの手にハルクが触れる姿は、まるで『美女と野獣』だ。しかしスカーレットは当初、本作で描かれる二人の関係に疑問を感じていたという。「脚本を読んだ後、ハルクとの関係がしっくりこなくてジョス(・ウェドン監督)に相談したの。便宜上、無理矢理くっつけられたように思えて」。
そこでウェドン監督は、ウィドウは傭兵(ようへい)として、ハルクは半ば強制的にチームに連れてこられただけで、積極的にアベンジャーズには参加していないという二人の共通点を説明。「それで納得ができた」というスカーレットは「ウィドウだけじゃなくて、ハルクもかなりのトラウマを経験している。そして、二人ともかつて非道なことを行ったり、目撃したりしている。アベンジャーズへの参加も決して積極的ではない。そんな二人がお互いの中に、自分と同じものを見つけたんだと思うの」と語る。
またマークも「二人はアベンジャーズの中でも普通の人たち。言ってみればアウトサイダーだ。ヒーローや兵士になるつもりはなくて、自分の意志に反して参加している」とコメント。さらに、「僕に言わせれば、二人はお似合いだし、一緒になるべきだと思う」と続けるが、本編では、二人が家族となることを、ヒーローとしての生活やウルトロンの脅威が阻むことに。それでもスカーレットは、本作で描かれる二人の関係について「はじまりにすぎないわ」と証言。「今後はもっと深い関係に発展する可能性を秘めていると思うの」と期待を込めている。(編集部・入倉功一)
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は全国公開中