オノを振りかざす女、ショットガンをぶっ放す仮面男…全米を震撼させたウワサのスリラーの衝撃映像公開
「もしも1年に一晩だけ殺人が合法になったら……?」そんなあまりにもショッキングな“もしも”の世界を描き、世界興行収入200億円を突破したスリラーシリーズ『パージ』『パージ:アナーキー』。その第1作『パージ』の、侵入者に攻め込まれる主人公一家の身の毛もよだつ映像が公開された。
タイトルの「パージ」とは、政府が定めた「1年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる」という法律のこと。目的は“人々の生活を裕福にし、安全を維持するため”とされているが、このたび公開された衝撃映像からするとまったくもって意味不明。映し出されるのは、イーサン・ホーク演じる一家のあるじジェームズが侵入者に襲われる様子だ。
白い衣服を着た長い髪の女がジェームズにオノを振りかざしたかと思うと、次の瞬間には不気味な仮面をつけた男がショットガンでジェームズの首を押さえ付け、ジェームズは「グギギ……」と苦悶(くもん)の声を漏らし、今にも窒息しそう。間一髪でビリヤードボールで仮面男の顔面を打撃し、ピンチを回避すると今度は白い衣服の女が絶叫しながら襲い掛かってくる。ジェームズは女に銃を向けるが……。と危機また危機が矢継ぎ早に展開する。
果たして、ジェームズ一家は無法地帯となった恐怖の一夜をやり過ごすことができるのか? この映像を観る限り、“ハッピーエンド”は期待できそうにないが、妻子を「今夜を乗り切ろう」と鼓舞するジェームズの行く末を見届けたい。(編集部・石井百合子)
映画『パージ』は7月18日、映画『パージ:アナーキー』は8月1日よりTOHOシネマズ日劇ほかで全国公開