降板した「ザ・シンプソンズ」バーンズ社長の声優、番組に戻る
契約内容に合意できないことを理由に、アメリカのテレビアニメ「ザ・シンプソンズ」の声優を降板していたハリー・シェアラーが、約2か月ぶりに同番組に復帰したとEW.comなどが報じた。
ハリーは、バーンズ社長、スキナー校長、スミサーズ、ネッド・フランダースなど、複数の重要キャラクターの声を演じてきた。彼は、「ザ・シンプソンズ」以外の仕事を受ける自由が欲しいと契約交渉で述べたらしいが、製作側が認めなかったため降板を発表していた。
エグゼクティブ・プロデューサーの一人、アル・ジーンは、ほかに優秀な声優を探してバーンズなどの声を担当させると言っていたが、同じくエグゼクティブ・プロデューサーのジェームズ・L・ブルックスは、まだ交渉を続けようと試みているとツイートし、「ハリー、冗談抜きで、ちゃんと話し合おう」とTwitterで呼び掛けていた。
「ザ・シンプソンズ」は第27、28シーズンの製作が決まっている。(澤田理沙)