『スター・ウォーズ』にタランティーノも!アメリカ最大級のオタクイベント「コミコン」開幕!
コミコン2015
コミックを中心に、映画やテレビドラマ、ゲームといったあらゆるポップカルチャーを扱う祭典コミコン・インターナショナル(以下、コミコン)が、アメリカ・サンディエゴのコンベンションセンターを会場に、現地時間9日から12日にかけて開催される。開幕前日の8日には、前夜祭となるプレビュー・ナイトが行われ、アメリカをはじめ世界中から集まったあらゆるジャンルのオタクが集結した。
40年以上の歴史を持ち、現在では1日だけで12万人以上のファンが訪れるといわれる全米オタクの祭典コミコン。広大なコンベンションセンターの中でも、6,500人を収容する最大規模のホールHで行われるパネル・ディスカッションには、映画・ドラマを問わず豪華スターやクリエイターがそろって参加。未公開映像や新情報の発表なども行われることから、会場周辺には前日から参加を熱望するファンが長蛇の列を形成し、コミコン名物として広く知られている。
今年は、大ヒット映画の続編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が公開中のマーベル・コミックスをはじめ、パラマウント ピクチャーズ、さらにはソニー・ピクチャーズといった大手企業がパネルへの不参加を決定。しかし10日には、12月18日に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を控えるルーカスフィルムのパネルが予定されており、これまでにない規模のファンが集まることは間違いない。
さまざまなエンタメ関連企業がブースを構える展示会場においても、『スター・ウォーズ』関連の商品が充実。『フォースの覚醒』のフィギュアを扱うブースなどもにぎわいを見せた。
また、二大ヒーローがスクリーンで初めて激突する『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の公開や、DCコミックス版の『アベンジャーズ』ともいうべき「ジャスティスリーグ」の映画化などを企画するワーナー・ブラザースもパネルを予定。こちらも展示会場では、映画を盛り上げるように、『バットマン vs スーパーマン』に登場する鋼鉄のアーマーのようなバットマンスーツがDCコミックスのブースに展示され、集まったファンを喜ばせていた。
そのほか、新作西部劇『ザ・ヘイトフル・エイト(原題) / The Hateful Eight』を引っ提げ、コミコンファンから熱い支持を集めるクエンティン・タランティーノ監督も参加予定。『スター・ウォーズ』を中心とした、熱い4日間が幕を開ける。(編集部・入倉功一)