山田孝之、オーディションに立ち会いびっくりされる
俳優の山田孝之が30日、東京・タワーレコード渋谷店で行われたドラマ「REPLAY&DESTROY」ブルーレイ&DVD発売記念トークイベントに飯塚健監督と共に来場し、自身が企画に関わった同作について語った。
男3人のシェアハウスを舞台に、映画監督志望のフリーター・横山要(山田)と仲間たちが、気になる出来事や悩める他人に無理やり関わっていき、「へりくつと無駄話によって何かが変わる瞬間」に立ち会っていくさまを描き出した本ドラマ。
この日はブルーレイ&DVD購入者を対象としたトークショーを実施。今年の4月から6月にかけてTBS系で放送されていた同作だが、山田は「意外と早かったですね。今年の2月の半ばから3月にかけて撮影をしていましたからね」と笑顔。飯塚監督も「あっという間でしたね。やろうかと言い出してから、ちょうど1年くらいでクランクインしましたからね」と付け加えた。
山田は本作で企画に参加。そのことに触れた飯塚監督は「(山田は)最高でしたよ。普通なら役者と監督という関係性なんですが、今回は(企画者ということで)初の感覚だったので非常に有意義でした」と充実した表情。山田も「今回は勉強させてもらうというか。例えばこれはどうですかと案を出したり、勉強したりと、いろいろできたらいいなと。その第一歩の場を与えてもらったという感じです」と満足げだった。
さらに山田は、本作の出演者のオーディションにも立ち会ったという。「(参加者が)入ってくるなり『山田孝之がいる!』とビックリして」と愉快そうに飯塚監督が振り返ると、山田も「僕が座っていると、なんでここにいるんだ、ということになるから。やりづらいだろうな、すんませんと。だからほとんど見られなかったです」と笑いつつも、「オーディションはクリスマスの時期でしたね。彼らは意気込みが違います。それでも来てくれたからこいつらはやるやつらだぞと思いましたね」と語った。(取材・文:壬生智裕)
ドラマ「REPLAY&DESTROY」ブルーレイ&DVDは発売中
(ブルーレイボックスセット:1万2,400円+税、DVDボックスセット:1万1,400円+税)