日本人女優TAO、リドリー・スコット製作の「高い城の男」ドラマ化に出演
映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で一躍注目を浴びた日本人女優TAOが、Amazonが手掛ける新作ドラマ「ザ・マン・イン・ザ・ハイ・キャッスル(原題) / The Man In The High Castle」に出演するとDeadlineが報じた。所属事務所もこれを認めた。
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本作は、テレビシリーズ「X-ファイル」などのフランク・スポトニッツと、『ブレードランナー』のリドリー・スコットが製作総指揮を務める作品。脚本は、フランクがフィリップ・K・ディックの小説「高い城の男」を脚色した。
日本でも1965年に出版された「高い城の男」は、第2次世界大戦が枢軸国の勝利で終わった15年後、ドイツと日本に分割統治されたアメリカ合衆国を舞台に描き、歴史改変SFとして波紋を呼んだ作品。TAOは今作で、ベティという名の若くて美しい日本人女性を演じるという。
TAOは今年、テレビシリーズ「ハンニバル」のシーズン3にゲスト出演したほか、来年3月公開の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にも出演している。今後の彼女の活躍が楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・中山雄一朗)