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チャップリンの孫娘が出演!祖父の遺体誘拐事件を描いた作品で娘役に挑戦

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孫娘ドロレスの出演シーン
孫娘ドロレスの出演シーン - (C) Marie-Julie Maille / Why Not Productions

 1978年のスイスで実際に起きたチャールズ・チャップリンの遺体誘拐事件を描いた映画『チャップリンからの贈りもの』の本編映像が公開され、チャップリンの孫娘ドロレスの出演シーンが披露された。

 本作は、お調子者のエディと、入院中の妻の医療費が払えなくなるほど貧しい生活を送っている親友のオスマンが、映画史に名を残す喜劇王チャップリンの遺体を盗み出して身代金を要求するも、穴だらけの計画で窮地に陥るさまを追う。メガホンを取ったのは『神々と男たち』などのグザヴィエ・ボーヴォワ監督。

 チャップリンの遺族の全面協力によって、彼が亡くなるまで過ごした実際の邸宅や墓地で撮影が敢行された本作。それだけでなくチャップリンの息子ユージーンと孫娘ドロレスが出演しているが、このたびの映像ではドロレスがチャップリンの娘を演じる姿が披露された。

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 映像の冒頭、犯人からの連絡が途絶えたことを報告する刑事たちに、ドロレスは庭に咲いた桜の木を指し示し、庭師は桜の木が枯れたと判断したが、チャップリンは庭師を信じず木を移し替えたという思い出を語る。このエピソードが事実かは明らかになっていないが、実際にチャップリンの邸宅の庭には桜の木があるという。フィクションとノンフィクションの見事な融合に成功したボーヴォワ監督がつむぎ出す、ほろ苦い人生賛歌に期待したい。(編集部・吉田唯)

映画『チャップリンからの贈りもの』は7月18日より YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開

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