戸田恵梨香、松坂桃李ら青年将校に立ち向かう!『日本のいちばん長い日』に特別出演
半藤一利のノンフィクションを基にした歴史超大作『日本のいちばん長い日』の場面写真が公開され、松坂桃李ふんする畑中健二少佐ら青年将校たちに立ち向かうラジオ局放送員の保木令子役で特別出演している女優の戸田恵梨香の姿が披露された。
太平洋戦争での日本の降伏決定から、昭和天皇がそれを国民に伝えた玉音放送が敢行されるまでを、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』などの原田眞人監督が活写する本作。キャストには、本土決戦を支持する陸軍のトップとして苦悩する阿南惟幾陸相役の役所広司や、昭和天皇役の本木雅弘をはじめ、堤真一、山崎努ら実力派俳優陣が集結した。
『駆込み女と駆出し男』に続いての原田組参加となった戸田が演じたのは、玉音放送が流される数時間前の15日未明、本土決戦を望んでクーデターを計画し、放送を中止させようとラジオ局に押し掛けた青年将校たちに立ち向かう女性放送員。
併せて公開された場面写真では、畑中ら将校たちに強い視線を向け、毅然と対峙(たいじ)する戸田の姿が披露されている。戦後70年にあたるこの夏、戦争を終わらせるために奮闘した人々の長い一日をスクリーンに刻み込んだ、豪華俳優陣の競演に期待したい。(編集部・吉田唯)
映画『日本のいちばん長い日』は8月8日より全国公開