斎藤工、初の老爺役！4時間半の特殊メイクで『リアル鬼ごっこ』に出演していた！

　俳優の斎藤工が、園子温監督の映画『リアル鬼ごっこ』に高校生＆老爺役で出演していたことが明らかになった。初の老爺役に挑戦した斎藤は、4時間半の特殊メイクで本人と判別できないほどの驚きの変身を遂げた。

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　山田悠介の同名ベストセラー小説を園監督のオリジナル脚本で映画化した本作は、全国の女子高生が正体不明の何者かに追われるさまを描いたジェットコースタームービー。トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜がトリプルヒロインを務め、先日11日より公開されている。

　斎藤が演じたのは、女性ばかりが出演する本作のキーマン的存在。併せて公開された写真では、制服に身を包んだ高校生姿と、特殊造形プロデューサーの西村喜廣による特殊メイクで、白髪＆しわだらけの老爺にふんした姿が披露された。特に、老爺姿は一目見ただけでは斎藤と判別できないほどの風貌で、おどろくこと必至だ。

　今作が園組初参加の斎藤は、「園組でのイメージを勝手に持っていたのですが、予想外に、なめらかな現場でした。撮影現場では、その場の嗅覚を園さんが先行させていくので、『生のうまみ』が作品に宿るのだなと確認いたしました」と撮影を通して実感した園組の魅力を語り、「特殊メイクのシーンなどもあり、貴重な体験を楽しみながら、素晴らしい園組の一員として参加できてうれしいです」と喜びをあらわに。一方の園監督は、斎藤のことを「この仕事が好きで好きで仕方ないという情熱を感じ取れる、稀有な俳優だと思います」と絶賛した。

　また、斎藤は17日に新宿ピカデリーで開催される同作の舞台あいさつにも登壇し、当日は「もぎり」も実施する予定。チケットは14日より劇場サイトで購入可能。（編集部・吉田唯）

映画『リアル鬼ごっこ』は全国公開中