ピクサーが解明!? 思い出と性格の関係とは
映画『インサイド・ヘッド』の本編映像が一部公開され、ピクサーが描く思い出と性格の関係が明らかになった。
本作の主人公は、11歳の少女ライリーの頭の中にいる感情たち(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ)。引っ越しによる環境の変化で不安定になったライリーの心を救うべく、感情たちが奮闘する。
今回公開された映像は、ヨロコビが“思い出ボール”と呼ばれる思い出を保存する球体について説明するシーン。思い出ボールは、一つにつき一つの思い出がそのときに抱いた感情と共に記録される。また思い出の中には“特別な思い出”があり、特別な思い出は新たな“性格の島”を頭の中に作り上げることが語られる。例えば、お風呂上がりに父親と笑いながら追い駆けっこしていた思い出がライリーにとって特別なものになれば、その思い出が彼女の中に「おふざけの島」を生み出すという。そして彼女は、周囲を笑わせようとするチャーミングな性格を有するようになる。
アート部門の担当者は、思い出と性格の仕組みをビジュアル化することに非常に苦労したそう。「思い出の保管場所や性格という島が点在する中で、(感情たちが過ごす)司令部はそれら全ての上に位置しているということが、わたしたちが何年もかけてたどり着いた頭の中の形です」と振り返っている。(編集部・井本早紀)
映画『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国公開