木村拓哉『HERO』初日に続編に含み!変わらないタイトルに込めた思い
木村拓哉が18日、お台場シネマメディアージュで行われた主演映画『HERO』初日舞台あいさつに出席した。北川景子ら城西支部メンバーたちと登場した木村は、映画のラストシーンに触れ「ここで(『HERO』が)終わるのか、その後も続くのか……。それは皆さん次第だと思います」と観客をあおると、「僕らが作り上げたワンカットワンカットを楽しんでください」とドラマ版から14年間の歴史を積み重ねてたどり着いた本作への思いを語った。
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全国167劇場で同時生中継された舞台あいさつで木村は「気持を込めて作らせていただいた作品を受け取ってくれてありがとう」と感謝を述べると「14年前、2001年にテレビシリーズから今日に至るまでサブタイトルも付かず『HERO』というタイトルに変更がないのは、物語に出てくる人たちがいっさいブレていないから。特定の人がヒーローなのではなく、壇上のキャストや客席のみんながヒーローなんです」と胸の内を語った。
また、木村、北川をはじめとした杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造らキャストおよび鈴木雅之監督はいつものチームワークの良さも披露。「メンバーの中で誰が一番ドSか」というお題では、多くのメンバーが木村を指名。劇中でコンビを組んでいる北川は「以前会話をしているときに、木村さんはご自身で『超ド級のSだと思う』っておっしゃっていたんです」というエピソードを披露すると、八嶋は「人のいじり方が鋭い」と追随。そんな意見に木村は「『テラ級のドS』とは自分で言いましたね」と認め、会場を盛り上げていた。
本作は、2001年に平均視聴率34.3%を記録した大ヒットドラマとして始まった「HERO」の劇場公開版第2弾。ネウストリア公国大使館付近の路上で交通事故死した女性をめぐり、検事の久利生公平(木村)ら東京地検城西支部の面々と、治外法権が適用される大使館との攻防を描く。(磯部正和)
映画『HERO』は公開中