山本美月がピカチュウのサプライズに感涙!藤原竜也はポケモン映画が転機に
モデルで女優の山本美月が18日、都内で行われた映画『ポケモン・ザ・ムービー XY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』(同時上映:『ピカチュウとポケモンおんがくたい』)初日舞台あいさつに出席。この日、24歳の誕生日を迎えた山本は、大好きなピカチュウ(着ぐるみ)からサプライズでお祝いされると、涙を流して喜んだ。舞台には、藤原竜也、山寺宏一、中川翔子、篠原信一、声優の松本梨香、湯山邦彦監督、フーパ(着ぐるみ)も登壇した。
同時上映作のナレーションを務めた山本は、子供の頃からポケモンの大ファンで「こうやってポケモンの世界の中の人たちと一緒に仕事ができているのがうれしい。この日をピカチュウと迎えられて幸せです」とあいさつ。また、「あまりカラオケに行かないくらい音楽が苦手」でありながら、劇中では歌も披露している山本は「すごく緊張した」と述懐。決して楽ではなかった仕事、さらに夢のような体験を振り返った山本は感極まり、その目に涙を浮かばせた。
その後、ピカチュウによって本日が山本の誕生日であることが発表され、同時上映作のテーマ曲「ガオガオ・オールスター」を歌う Little Glee Monster が、バースデーソングを歌いながら特製のピカチュウケーキを運んでくると、目を丸くして驚く山本。そして一息つくと、今度は涙をこぼしながら大喜びした。ケーキには24体のピカチュウが乗っており、山本は主人公のサトシのセリフをならい、「24匹ゲットだぜ!」ととびきりの笑顔を見せると、「これからも歌とかコンプレックスを克服できるようなお仕事ができたらなと思います」と決意を表した。
ポケモン映画として通算18作目となる本作で描かれるのは、伝説のポケモン同士による史上最強のバトル。本作のイベントで、自身演じる物語のカギを握るバルザ役を、ポケモン・ヒポポタスの声を演じる篠原に何度も強奪されそうになった藤原は、「人生に残る貴重な作品に出させてもらった。篠原さんに取られなくて良かった」と安堵(あんど)の表情。「僕の映画は子供たちに敬遠されるものが多いので。これを機に自分自身も皆さんに愛される映画に出なければいけないなとあらためて思いました」と本作への参加が転機になったようだ。
本日、観客動員数がシリーズ累計7,000万人を突破。本シリーズは「最初は3年続けようと始まった」と明かす湯山監督だが、「7,000万という数字を重く受け止めて、これからも頑張ろうと思う」と力を込めた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『ポケモン・ザ・ムービー XY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』(同時上映:『ピカチュウとポケモンおんがくたい』)は公開中