ドルフ・ラングレVS.トニー・ジャー、生身で挑んだ大迫力バイクチェイスがすごい！

　映画『エクスペンダブルズ』シリーズのドルフ・ラングレンと『マッハ！』のトニー・ジャー。アクション映画界をけん引する新旧スターが直接対決を果たすアクション映画『バトルヒート』から、ドルフが自ら挑んだバイクアクションと、トニーのパルクールを思わせる華麗な身のこなしが堪能できる迫力のチェイスを捉えた本編映像が公開された。

　本作は、家族を殺したマフィアのボスへの復讐（ふくしゅう）に燃える刑事ニック（ドルフ）と、彼の暴走を止めようとする刑事トニー（トニー）の激突を描くアクション映画。共通の敵を追う二人の男たちによる互いの信念を懸けた戦いを、肉弾戦、ガンファイト、バイクチェイスを交えて活写する。

　公開されたのは、トニーが鍛え上げた肉体を駆使して、バイクで逃げるニックを追うチェイスシーン。躍動するトニーの肉体だけでなく、現在57歳のドルフによる巧みなバイクテクニックにも目を奪われる映像になっている。

　バイクアクションに関してドルフは「当初のスタントマンがバイクアクションが下手だったから、バイクアクションのうまいタイ人のスタントに金髪のカツラをかぶってやってもらおうと思ったが、どう見ても俺には見えなかったので自分でやらざるを得なくなったんだ」と告白。「エキストラが思うように動いてくれず気を使ったり、転んでアザができたりで大変だったよ」と苦労を語っている。

　同作には、ロン・パールマン、ピーター・ウェラーらベテラン俳優陣も出演。タイ映画『ビューティフル・ボーイ』のエカチャイ・ウアクロンタム監督がメガホンを取った。（編集部・入倉功一）

映画『バトルヒート』は7月25日より全国公開