月面着陸の捏造をキューブリックに依頼!?『ハリポタ』ロン役ルパート・グリント出演作が11月日本公開
アポロ11号の月面着陸計画が失敗し、アメリカ政府が月面着陸映像の撮影を『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック監督に依頼していたら……。そんな史上最大の陰謀説を脚色した映画『ムーン・ウォーカーズ』が、11月14日に日本で公開されることが明らかになった。
1960年代のロンドンを舞台にした本作は、月面着陸を成功させられないNASAを見かねたアメリカ政府からの依頼を受け、月面着陸映像を捏造(ねつぞう)するためキューブリック監督を捜すことになったCIA諜報員キッドマンが巻き込まれるドタバタを描いたブラックコメディー。
キッドマン役は『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマン、キューブリックのエージェントオフィスで偶然キッドマンと出会い、ベトナム戦争帰りで映画に詳しくない彼から莫大な製作費をだまし取る借金まみれのダメ男ジョニー役は『ハリー・ポッター』シリーズのロン役で知られる俳優のルパート・グリントという豪華キャストの競演に期待が膨らむ。
メガホンを取ったのは、CM界の巨匠アントワーヌ・バルドー=ジャケ監督。『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』などミシェル・ゴンドリー作品で手腕を発揮してきたジョルジュ・ベルマンがプロデューサーを務めた。(編集部・吉田唯)
映画『ムーン・ウォーカーズ』は11月14日より新宿シネマカリテほかで公開