紫吹淳、理想の結婚相手はやっぱりお金持ち！
女優の紫吹淳が23日、都内で行われた、映画『人生スイッチ』のイベントにウエディングドレス姿で出席。元宝塚歌劇団の男役トップスターで、退団後は「家事をしたことがない」「ばあや（マネージャー）がいないと生きていけない」など、浮世離れした発言で話題を集めている紫吹。イベントでは、理想の結婚相手を聞かれた紫吹が、「やっぱりお金持ち！」と答えるなど、自身の結婚観について語った。
世間知らずのお嬢様キャラでブレイク中の紫吹は、ばあやを伴い純白のウエディングドレスをまとって登場。現在46歳の紫吹は「結婚時期はとっくに逃していると思うんですけど、50歳までに結婚できたらいいかな。半ば諦めているので、今日着させてもらうだけで十分満足」と言いつつも、「結婚する前にウエディングドレスを着ると結婚できないというジンクスを破りたい。女性である以上1度は結婚してみたい」と意欲的。
そんな紫吹の理想の結婚相手は「やっぱりお金持ち！」だという。しかし、過去に「年収1億円以上」「ジョージ・クルーニー似」などと厳しい条件を提示していた紫吹は、「周りにそんな人はいないと散々罵倒されたのでハードルを下げました。今は、わたしより収入が上なら良い」と心境の変化を告白。さらに、「変わりたくないし変われないし、このままのわたしを受け入れてくれる奇跡の人がいたら結婚したい」と結婚への切なる思いを語っていた。
この日は、“おひとりさま結婚式”と銘打ち、1人でウエディングケーキ入刀などを体験。映画タイトルのスイッチを模したケーキに、「想像と違う」と少し肩を落とし、「初めての経験を1人でするとは思いませんでした」と苦笑いの紫吹だが、貴重な体験を楽しんだ様子。「忘れられないケーキ入刀になりました。実践できたらいいです」と笑みをこぼした。
第87回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、その斬新な面白さで話題をさらった本作は、ほんの些細（ささい）なきっかけで人生につまずき、そこから止めようのない不運の連鎖に巻き込まれる男女をシニカルに描いたブラックコメディー。本イベントは、結婚式の修羅場を描いた劇中のエピソードの一つになぞらえて行われた。（取材・文：鶴見菜美子）
映画『人生スイッチ』は7月25日より全国公開