実写と見まがう繊細さ!ピクサー新作『アーロと少年』映像公開
隕石が衝突せず、恐竜が絶滅しなかったら? という仮定の下に制作されるディズニー/ピクサーの新作映画『アーロと少年』の特報が公開され、実写と見まがう繊細なアニメーションで壮大な自然を表現していることが明らかになった。
本作は、現在『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中のピクサーが手掛けた長編第16作。文明と言葉をもつ恐竜たちと言葉をもたない人間たちとが共存する世界を舞台に、体は大きいが臆病で甘えん坊の恐竜アーロと、一人ぼっちの少年スポットの出会いから始まるアドベンチャーを描く。
特報では、“地球に衝突するはずだった”巨大隕石が、地球を華麗にスルーするコミカルなシーンからスタート。恐竜たちは丸いフォルムが特徴的な愛らしい姿をしている一方で、空から見た木々やアーロが流される川など壮大な自然はリアルに描写されている。特にアーロが「見て!」としっぽで草むらをなでるようにしてスポットに蛍の光を見せてあげるシーンの美しさは必見だ。(編集部・市川遥)
映画『アーロと少年』は2016年3月12日より全国公開