『ザ・ロック』脚本家が突然死 56歳
映画『ザ・ロック』『ダブル・ジョパディー』の脚本家ダグラス・S・クックさんが、今月19日(現地時間)にカリフォルニア州マリブで亡くなった。56歳だった。Deadlineなど複数のメディアが報じている。
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ダグラスさんは死の直前、家族とマリブの海を訪れていたとのこと。死因は突然死とされており、詳しくは明かされていないが、関係者が The Hollywood Reporter に語ったところによると、ダグラスさんは心臓発作もしくは脳卒中を引き起こしたため息を引き取ったという。
ダグラスさんの遺作は、『ナイト・リベンジ』(1991)からタッグを組み続け、共に『ザ・ロック』(1996)を生み出したデヴィッド・ワイズバーグと脚本を執筆した『クリミナル(原題) / Criminal』になる。2016年1月に全米公開予定の同作は、CIAスパイの記憶を埋め込まれた囚人が、ある計画を阻止するために奮闘するさまを描くスリラー作品。トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・オールドマン、ケヴィン・コスナー、ライアン・レイノルズらが出演している。
私生活では、ダグラスさんは2013年に27年間連れ添ったキャスティングディレクターの妻を卵巣がんで亡くしており、2人の子供や彼自身の母親ら親族と暮らしていた。(編集部・井本早紀)