トム・クルーズ、『トップガン2』にCGジェット機は認めない!
トム・クルーズが、映画『トップガン』の続編にマーヴェリック役として再び出演するかは、CGではなく本物のジェット機を使用できるかどうかにかかっているとExtraTV.comのインタビューで語った。
『トップガン』は、世界最強のパイロットを養成する訓練学校を舞台に、訓練生たちの友情や挫折を描いた青春ドラマ。1986年に公開され、トムを一躍世界的なスターに押し上げた。約30年の時を経て作られる続編は、昨今のアメリカ海軍のパイロットの変容を反映し、ドローン(無人機)や第5世代戦闘機が主流となった時代におけるパイロットのあり方がテーマになると報じられていた。
これまでの報道ではトムがマーヴェリック役に復活することが確定しているかのように伝えられていたが、同インタビューで続編への出演について「僕はジェット機でまた飛びたいと思っているよ。でも本物のジェット機でなければいけない、CGではなくてね」と製作側にも要望を出し、本物のジェット機の使用が出演の条件であると語った。さらに「国防総省もジェット機を飛ばすことを認めてくれれば……」とペンタゴンにラブコールも送っていた。
本続編はオリジナル版の故トニー・スコットさんが監督を続投する予定で、『ザ・タウン』の脚本家ピーター・クレイグが脚本を仕上げていたものの、スコット監督の自殺により製作準備が停滞。昨年9月に、『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』などのジャスティン・マークスが新たな脚本家に決定したことで、再始動を果たした。プロデュースを担当するのは、オリジナル版でも製作を手掛けたジェリー・ブラッカイマーと『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のデヴィッド・エリソン。監督や全米公開予定などの詳細は明らかになっていない。(編集部・石神恵美子)