封印されていたチャーリー・ブラウンの初恋相手の顔が3DCG版『スヌーピー』で公開
「スヌーピー」の漫画で最後までその顔が描かれることはなかった主人公のチャーリー・ブラウンの初恋相手の「赤毛の女の子」の顔が公開された。同少女はスヌーピーを初めて3DCG化した映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』に登場する。
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赤毛の女の子のモデルは、原作漫画「ピーナッツ」の生みの親であるチャールズ・M・シュルツが愛した女性。漫画にもチャーリーが恋する相手として出てくる少女だが、「頭から離れなくなるような人」「手が届かない存在」という片思いのシンボルとしてシルエットのみ描かれ、原作漫画ではその顔が描かれることはなかった。
このたび初公開された映画の赤毛の女の子は、くりっとした目に少したれた眉毛と親しみのある顔つきだ。監督を務めたスティーヴ・マーティノ監督は、シュルツの漫画での美しい少女のシルエットからはいまだに刺激を受けていると語る一方で、少女は高根の花過ぎない身近な存在に仕上げたという。「彼女は現実にいるような感じにしたかった。近づきやすい存在としてね」。
劇中、転校生として現れる少女に一目ぼれしたチャーリーは、果たしてその恋を成就させることができるのか。チャーリーの一番の親友であるスヌーピーは、彼のサポートに回っている。本作のアニメーションは『アイス・エイジ』シリーズで知られるブルー・スカイ・スタジオが制作。音楽は、『アナと雪の女王』のクリストフ・ベックが担当している。(編集部・井本早紀)
映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は12月4日より2D / 3D全国公開