全米監督組合副会長の米監督が、児童ポルノ法違反で逮捕
テレビドラマ「LAW & ORDER ロー&オーダー」「ブラックリスト」などを監督し、全米監督組合(DGA)の第2副会長を務めているジェイス・アレクサンダーが、現地時間29日に児童ポルノ法違反で逮捕された。ニューヨークのウエストチェスター郡検察が公表した。
『クレイマー、クレイマー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされているジェーン・アレクサンダーを母親に持つことでも知られているジェイス。Deadlineによると、24日、児童ポルノをダウンロードしたIPアドレスを調査中だった検察により、彼の自宅から違法動画がダウンロードされていることが判明し、逮捕に至ったとのこと。New York Post は、その後の捜査で6歳~8歳の少女に性的な行為をさせている映像も所持していたことも発覚したと報じている。
同日ジェイスは、1万ドル(約120万円・1ドル120円計算)の保釈金を支払い釈放されているが、裁判を11月19日に予定。Varietyによると、最高7年の懲役が科せられるとみられているとのこと。
E! Online やVarietyなど、米メディアは全米監督組合やジェイスの代理人にコメントを求めているものの、いずれも回答は得られておらず、現在も両者とも沈黙を守っている。ジェイスは、「LAW & ORDER ロー&オーダー」に出演している女優マディ・コーマンと結婚しており、二人の間には双子の息子がいる。(編集部・井本早紀)