映画『デッドプール』暴力とジョーク満載!ノリノリ予告編がついに公開!
マーベルコミックスの異色ヒーローが主人公を務める新作アクション『デッドプール(原題) / Deadpool』の海外版予告編が公開された。原作のテイストをそのまま詰め込んだ、暴力と気の利いたジョーク満載の映像になっている。
『X-MEN』シリーズのスピンオフとなる本作の主人公、デッドプールは、金次第で敵にも味方にもなる傭兵(ようへい)で、ウルヴァリンと同じ驚異的な回復能力(ヒーリングファクター)を持つ皮肉屋の異色ヒーロー。原作コミックスでは、“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破して読者に語り掛けてくる破天荒なキャラクターで人気を博している。
予告編では、ガンにむしばまれた体を治療するためヒーリングファクターを付与する実験に臨む、デッドプールことウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)の姿からスタート。手術台の上でウェイドが、2011年にライアンが主演を務めさんざんな評価に終わったヒーロー映画『グリーン・ランタン』をやゆするように「頼むから俺のスーツは緑色にすんなよ!」と悪態をつくシーンなど、皮肉の利いたジョークがふんだんに盛り込まれた映像が展開する。
赤いスーツに身を包んだデッドプールが、1発の銃弾で3人の敵の頭を撃ち抜くさまをスローモーションで映し出した場面など、R指定ならではの暴力描写にも期待が持てそうだ。全米公開は2016年2月16日を予定。ライアンのほか、ジーナ・カラーノ、モリーナ・バッカリンらがミュータント役で出演。VFXアーティスト出身のティム・ミラー監督がメガホンを取る。(編集部・入倉功一)