『NARUTO』新作は100点の出来!原作者・岸本斉史が太鼓判!
人気コミック「NARUTO-ナルト-」の新プロジェクトとして製作された新作アニメーション映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』の初日カウントダウンイベントが6日深夜から7日にかけて都内で行われ、声優の三瓶由布子、竹内順子、菊池こころ、中村千絵、小野賢章、森久保祥太郎、そして原作者の岸本斉史が来場。全国のナルトファンと共に初日を祝った。待望の劇場版最新作が公開するとあって、この日のカウントダウンイベントは全国97の劇場で同時生中継。日本全国のナルトファンが様子を見守った。
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本作の中心となるのは、ナルトの息子であるボルトたちの世代。この日は、劇中でずっと思いを寄せていたサスケと結ばれ、サラダという娘を授かるなど、ついに幸せをつかみ取ったサクラ役の中村に、観客から祝福の声が寄せられるひと幕も。その声に笑顔を見せた中村は「わたしもサクラが幸せになったらいいなと思っていました。長年やってきた『NARUTO -ナルト-』ですが、今回は本当に親になったような新鮮な気持ちでした」としみじみ。
すると、その様子を見た岸本は「皆さん浮かれていますけど、この先、サスケとサクラがどうなるかわからないですよ。今、(新たな試練を)思いついちゃいました」とコメント。「これまでサクラは大変だったので、ここら辺で幸せにしてもらいたい!」と慌てる中村に、ナルト役の竹内が「中村千絵ちゃんを、(サスケ役の)杉山紀彰君に取られたみたいでなんだか……」と複雑な表情でたたみかけるなど、ファンにはたまらないやりとりが披露され、会場は大いに沸いた。
そんな中、公開初日にあたる7日午前0時をカウントダウンと共に迎え、会場はさらに大盛り上がり。「この作品をやっている最中に監督が3回救急車に運ばれました。とにかく監督がすごく頑張ってくれました。お礼を言いたいです」と謝辞を述べた岸本は、「漫画以上の物を、という思いで必死に作りました。100点の出来です」と満足げに付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』は全国公開中