『ダークナイト』銃乱射事件の被告、終身刑 12人殺害70人以上けが
2012年7月に米コロラド州オーロラの映画館で映画『ダークナイト ライジング』の上映中に銃を乱射し、12人を殺害、70人以上にけがをさせたジェームズ・ホームズ被告に現地時間7日、仮釈放なしの終身刑という評決が下された。Fox Newsなどが報じた。
先月、第一級殺人など24の罪で有罪となっていたホームズ被告。検察側は死刑を求刑していたが、量刑は仮釈放なしの終身刑となった。ホームズ被告の弁護士は彼の心神喪失を主張しており、死刑には陪審員の全員賛成が必要だったがそれには至らなかった。
今月5日には、米テネシー州ナッシュビルの映画館で『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の上映中に男が銃のようなもの(後に空気銃と判明)を発砲し、駆け付けた警察官に射殺される事件が起きていた。(編集部・市川遥)