綾野剛、向井理に「長い付き合いになりそうだな」と照れ笑い

　俳優の向井理と綾野剛が11日、都内で行われた映画『S－最後の警官－奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の完成披露試写会に出席。向井と同い年で公私共に仲がいいという綾野は、「飲みに行っても映画の話は一切しない」と告白。「この作品でさらに関係が深まったので、長い付き合いになりそうだな」と照れながら思いを伝えると、向井もそれに同調した。

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　TBS系でドラマ化もされた本作は、2009年よりビッグコミックで連載中の人気漫画を基に、犯人を生きたまま確保することを使命とする架空の特殊部隊NPS（警察庁特殊急襲捜査班）の活躍を描いたアクションドラマ。この日はほかに、新垣結衣、吹石一恵、大森南朋、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、平野俊一監督も登壇し、映画のロゴのSをあしらったレッドカーペットを歩きながらファンの声援に応えた。

　主人公・神御蔵一號（かみくらいちご）役を務める向井は、「神宮では花火大会があるのに、わざわざここに来ていただいてありがとうございます。今日が初お披露目ということで、われわれが命を削りながら作ってきた作品を皆さんにお見せすることができて感動しています」と真摯（しんし）にあいさつ。

　本作の見どころについて聞かれると向井は、「連ドラから成長した一號を見ていただけると思います。とくに綾野が演じる蘇我伊織（そがいおり）と絡むシーンがあるんですが、そこを観ていただくだけで二人の関係性がわかってもらえるはず」と強調。すると綾野は、「連ドラを通して向井くんとは、共演者を超えて良き友人となり、映画をきっかけにさらに関係が深まりました。10年後、二人がお互いに隊長になっていたら面白いですね」と優しい目線を向井に送っていた。

　また、NPSの女スナイパー・林イルマ役を務めた新垣がマイクを握ると、いきなり「ガッキー！」という声援が飛び、新垣は「イェーイ！」と手を挙げながらノリノリで神対応。オープニングで炎が出る演出に驚いた新垣は、「火が出ましたね、いっぱい！」と観客に語り掛けながら、「この作品も、観ているだけなのに汗ばむくらい熱い気持ちにさせてくれる」と笑顔でアピールした。（取材：坂田正樹）

映画『S－最後の警官－奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』は8月29日より全国公開