池松壮亮×菅田将暉、ダブル主演作で究極の会話劇に挑戦!
俳優の池松壮亮と菅田将暉が、「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の漫画を実写映画化する『セトウツミ』で主演を務めることが明らかになった。監督は『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』の大森立嗣。
関西を舞台に、二人の男子高校生が放課後にひたすら「しゃべる」だけの姿を追う異色の原作に、池松は「何だか面白そうなこの作品を、大森監督のもと、菅田くんと二人でやるという事で、何だか面白そうなことが始まるんじゃないかという気がしています」と期待のコメント。菅田も「大森監督のもと、池松さんとただただ二人でしゃべる映画に参加できる事、心から感謝してます」と喜びを語っている。
此元和津也による原作コミックは、高校生の瀬戸(セト)と内海(ウツミ)が交わす、シニカルで絶妙なユーモアと間のセンスが光るトークだけで構成された会話劇。クールな塾通いの内海役を池松が、天然な元サッカー部の瀬戸役を菅田が務める。
昨年、『ぼくたちの家族』『紙の月』などの出演作で映画賞を総なめにした池松と、『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し『そこのみにて光輝く』『映画 暗殺教室』など多くの話題作への出演が続く菅田。若手俳優の中でも抜群の演技力で注目を浴びる二人が挑む究極の会話劇に、メガホンを取る大森監督も「ただの青春映画にはならないでしょう。楽しみにしていてください!」と期待をかけている。(編集部・入倉功一)
映画『セトウツミ』は2016年公開