『ジュラシック・ワールド』8億円超えでナンバーワン!公開5日間で100万人突破!
映画週末興行成績
10日、強力作が首位の座を争う夏休み興行が続く土日2日間(8~9日)の全国映画動員ランキングを興行通信社が発表し、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める大ヒットシリーズ4作目『ジュラシック・ワールド』が圧倒的な成績でナンバーワン。日本を含め、本作が公開された69全ての国でオープニング興行収入1位を獲得するという記録も達成している。
恐竜たちが次々に襲いかかる!『ジュラシック・ワールド』予告編
802スクリーンで公開された同作は、動員54万4,759人、興行収入8億4,512万円を記録。今年公開の洋画作品の中では、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を抜いて現時点での洋画ナンバーワンとなる初日2日間成績を記録した。初日となった8月5日からの公開5日間成績は、動員107万人、興収15億円を突破。劇場には、往年のファンのみならず、これまでのシリーズを知らなかった若者層も来場しているといい、配給元は「興収80億円も視野に入った」としている。
トム・クルーズ主演の人気スパイシリーズ第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は2位に初登場。600スクリーンで公開され、動員42万7,281人、興収5億7,354万9,200円を記録。初日を含めた3日間成績は動員57万935人、7億5,725万2,300円となっており、配給元では「60億円超えを視野に入れた」としている。
人気コミック「NARUTO -ナルト-」の新世代プロジェクト『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』は初登場3位。268スクリーンで公開され、動員30万5,396人、興収4億964万6,200円を記録した。夏休み恒例の人気テレビシリーズの劇場版『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』は6位にランクイン。297スクリーン公開で、動員17万1,297人、興収2億1,328万9,350円と好スタートを切った。
半藤一利のノンフィクションを原田眞人監督が映画化した『日本のいちばん長い日』は10位にランクイン。シニア層から学生まで幅広い客層を動員し、210スクリーン公開で、動員11万4,589人、興収1億4,548万2,900円を記録。平日の興行も期待できそうだ。その他、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が動員100万人、『バケモノの子』が動員300万人を突破。『HERO』が興収30億円を突破するなど既公開作品も好調だ。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年8月8日~9日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『ジュラシック・ワールド』:1週目
2(初)『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』:1週目
3(初)『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』:1週目
4(2)『ミニオンズ』:2週目
5(1)『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』:2週目
6(初)『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』:1週目
7(4)『バケモノの子』:5週目
8(3)『HERO』:4週目
9(5)『インサイド・ヘッド』:4週目
10(初)『日本のいちばん長い日』:1週目